みずみずしい食感で、さっぱりとした食味のキュウリ。シャキットした感覚はサラダに、もろきゅうに、と幅広く愛されており、キャベツ、はくさい、ダイコンなどとならび、もっとも親しまれている野菜。
わかりやすく解説しているのは、同社研究農場(滋賀県湖南市)の木村哲(さとる)さん。「家庭菜園では、お店に並ばない品種を自分で育てられるのも魅力の1つ。いくつかの品種を育てて食べ比べてほしい」という。
「はなとやさい」では、韓国キムチで主流となっている半白(はんじろ)系キュウリ「半白節成」、アメリカタイプ太キュウリの「スライス」なども紹介している。
「日本では、流通の関係もあり短形白イボ系が一般的ですが、
今回は調理用途に、より幅のある品種も紹介しました。より安全・安心で、病害に強いキュウリを選択していただきたい」と木村さんは語っている。
味と食感の違いで、キュウリづくりを楽しみたい。