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【サカタのタネ】
暑い夏を「快適に過ごす 緑のカーテン」   サカタのタネ

窓側室温を5〜10℃抑える効果に期待

 サカタのタネが友の会会員向けに発刊している「園芸通信」4月号では、「第3回サンパチェンスコンテスト」(別掲)および「暑い夏を快適に過ごす 緑のカーテン」を特集した。

園芸通信4月号 「緑のカーテン」。実際にはどれくらいの効果が、あるのだろうか。
 遮光効果に関しては、窓から入り込む強い日ざしを60%以上遮り、室温でいえば窓側で5〜10℃温度を抑える効果が期待できるという。
 暑いさなか、植物は地中の水分をしっかり吸い、葉から多くの水分を蒸発させる。この蒸散作用によって葉の温度が下がり、葉の周囲を通り抜ける風を冷やすラジエーターの役割を果たしている。
 環境に対する意識の高まりとともに、最近では役所の公共施設や学校でも、「緑のカーテン」に取り組むところが増えつつあり、子どもたちが食と農について考えるいい機会となっている。
 「緑のカーテン」の王様は、なんと言っても「ゴーヤー(ニガウリ)」。沖縄の野菜から健康野菜として全国区に昇格している。ほかに「アサガオ」(ヘブンリーブルー、パステルスターなど)、「インゲン」、「はやとうり」、「サツマイモ」などがおすすめ。
 「園芸通信」へのお問い合わせは、サカタのタネ 通信販売部 電話(045)945-8824まで。

(2010.03.30)