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【バイエル ホールディング】
売上高は前年比3.6%減の2205億円  バイエル ホールディング

3ビジョンで持続可能な成長めざす

 バイエル ホールディング(ハンスディーター・ハウスナー社長、本社:東京・千代田区)は4月6日、丸ビルコンファレンススクエアで会見を行い、2009年度の業績を発表した。

3つの柱からなるビジョンで、持続可能な成長を目指す 09年度(1月―12月)の日本のバイエルの売上高は、前年比3.6%減の2205億2500万円で、最近の経済状況を勘案しても堅実な業績を維持している。
 事業グループ別では、ヘルスケア事業グループの売上高は前年比3.6%増の1533億8800万円を達成、農薬関連事業グループの売上高は、362億900万円、前年比1%の減少となった。
 いっぽう、素材科学事業グループにとっては世界的な不況の影響は大きく、売上高は309億2800万円、前年比30.1 %の減少となっている(グラフ参照:業績報告会資料より抜粋)。
「日本は戦略的に重要な市場」と語るハウスナー社長 会見でハウスナー社長は、「09年の日本のバイエルの売り上げ規模は、バイエルグループ全体で4番目のロット。バイエル全体にとって、日本は今後も戦略的に重要な市場であり続けることは明白」としている。
 また、今後は経済的な責任、社会的な責任、さらに環境面の責任の3つの柱からなる長期的ビジョンのもとに「持続可能な成長に邁進していく」とした。


09年度の事業グループ別の売上高 09年度の売上高
(写真)
上:3つの柱からなるビジョンで、持続可能な成長を目指す
下:「日本は戦略的に重要な市場」と語るハウスナー社長

(2010.04.07)