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【シンジェンタ】
CIMMYTとコムギの共同研究で合意  シンジェンタ

GM、農薬および種子の技術開発を加速

 シンジェンタは4月6日、CIMMYT(国際トウモロコシ・コムギ改良センター、本部:メキシコ)と国際的に取引が多く、開発途上国最大の単一食品であるコムギの共同研究で合意したと発表した。今後、具体的な内容を詰めていく。

 合意にはGM(遺伝子組み換え)、ハイブリッドなどのコムギや植物の収量を高めるための種子と農薬の組み合わせに関する分野の共同研究開発が含まれている。両社の資産、能力、効率的な最新技術を集結することで技術開発を加速させる。
 コムギは、シンジェンタにとって極めて重要な作物。今回の業界トップレベルのパートナーシップの構築は、同社の世界的なプレゼンスをいっそう強化し、世界におけるコムギ種子ビジネスのリーダーとしての地位を補強することになる。

)CIMMYT 国際農業研究協議グループ傘下の農業研究機関。トウモロコシおよびコムギの育種、関連周辺技術の研究を行っている。

(2010.04.12)