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【サカタのタネ】
百花の王「牡丹」と魅惑の「バラ」  サカタのタネ

日本一の牡丹生産地は。エ!? 「大根島」

 サカタのタネが友の会会員向けに発刊している「園芸通信」5月号では「〜百花の王、その魅力〜牡丹」と「バラのあるすてきな暮らしを楽しみましょう 魅惑のバラ時間」を特集した。

「園芸通信」5月号 小泉八雲、堀川めぐりや宍道湖などで知られる島根県松江市。人口約20万人。同市に、実は日本一の牡丹生産地・大根島(だいこんしま)がある。栽培は300年以上の歴史を誇る。
 八束町にある全隆寺住職が遠州(静岡県)の秋葉山に修行に訪れた際、薬用として牡丹を持ち帰り、境内に植えたのが始まりだという。大輪の競演に、観光客は圧倒される。「ぼたん祭り」は、4月20日〜5月5日まで。
 “華やかさ”が本来の魅力のバラ。1株でも、十分に庭の主役になるほど存在感がある。
 「同じような大輪バラを周囲に植えすぎないこと」がバラ栽培の秘訣だというのは、育成・育種に携わっている埼玉県・与野市在住の河合伸志(かわい・たかし)さん。
 芝生や樹木、白の小花などを配置し、主役のバラに視線が集まるような栽培感覚を大切にしたいという。
 「園芸通信」への問い合わせは、サカタのタネ 通信販売部 電話(045)945・8824まで。

(2010.04.30)