国立がん研究センターがん対策情報センターによると、乳がんは近年の女性がかかるがんのなかで第1位だが、診断されてからの生存率(5年相対生存率)は、すべてのがんのなかでもっとも高い80%以上だ。早期の発見・治療で治癒する可能性が高い。
同社では、J.POSH(03年にNPO法人認証)を通じて花関連商材の売上金の一部を日本乳がんピンクリボン運動に寄付することにした。
乳がん罹患(りかん)者は20代から徐々に増え始め、40代後半〜50代にピークとなるが、それは女性が結婚、育児を経てガーデニングを行う年齢層と一致する。
同社では、今後ともピンクリボン運動を積極的に推進していくが、その第1弾としてパンジー「虹色スミレ」シリーズの絵袋種子と、同品種の苗の売上金の一部を寄付する。
また、これまで絵袋種子は「虹色スミレミックス」のみの販売だったが、今回の支援開始をきっかけに、単色「虹色スミレスィートハート」、「同ノーブル」、「同メープル」の展開も開始するという。
(注)ピンクリボン運動 1980年代にアメリカで始まった乳がんの早期発見・早期治療の啓発活動。
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上:NPO法人J.POSHのシンボルマーク
下:「虹色スミレ」シリーズの種子と苗