食品業界は、個人消費の低迷や低価格化が進むなど、厳しい事業環境が続いており、牛乳の消費も低迷したが、当期の雪印メグミルク(株)の連結成績は、日本ミルクコミュニティ(株)下期の売上げが加わったことにより、売上高は計画比102.2%の3933億7300万円、営業利益(計画比106%)127億1500万円の大幅な増収増益となった。経常利益は(計画比114.6%)149億400万円といずれも計画を上回った。当期純利益は92億5700万円だった。
平成23年3月期(平成22年4月1日〜平成23年3月31日)の連結業績予想は、売上高5100億円、営業利益155億円、経常利益165億円、当期純利益100億円を見込んでいる。
(写真)決算発表をする高野瀬社長