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【バイエル】
農薬関連は前年同期比7.9%減  バイエル

主要生産地の天候不順など影響

 バイエルが4月29日発表した「10年第1四半期財務報告」のうち農薬関連事業は、前年同期を7.9%下回る19億5200万ユーロだった。

 減少は主要産地における天候不順を中心に、高水準の流通在庫量、小麦およびトウモロコシといった主要農産物の価格低下などが影響した。種子の市場環境は比較的良好に推移している。
 部門別に見ると、農薬の売上高は前年同期を14.9%下回る14億7600万ユーロとなった。主に北半球の冬季が長引いたことによる除草剤、殺菌剤、種子処理の減少が大きく影響した。
 エンバイロ・バイオサイエンスの売上高は、前年同期を23.3%上回る好調な伸びを示し、4億7600万ユーロとなっている。

(2010.05.14)