明治製菓は5月25日、開発中の農業用殺虫剤「ME5343」のライセンス契約をドイツのBASF社と結んだ。
BASF社は契約を結んだことで日本とアジアの一部以外の全世界で同剤の独占的開発と商業化権を得たことになる。 同薬は明治製菓が北里研究所と共同研究で発見した化合物で、アブラムシ類をはじめ、殺虫に高い効果が期待されている。また動物への高い安全性や、土壌への残留が少なく環境負荷が軽減できるといった特徴がある。
(2010.05.28)