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【三井化学アグロ】
新規農業用殺虫剤「アニキ乳剤」発売へ  三井化学アグロ

チョウ目害虫を中心に幅広い殺虫スペクトラム

 三井化学アグロは5月31日、新規農業用殺虫剤「アニキ乳剤」(有効成分:レピメクチン)を市場投入した。3年後の年間販売目標は約10億円。

 同社が独自開発した有効成分のレピメクチンは、チョウ目害虫を中心に幅広い殺虫スペクトラムをもち、かつ速効性に優れた野菜・果樹・茶用の殺虫剤。
新規農業用殺虫剤「アニキ乳剤」 有用昆虫のハチ類に対する影響期間が短いことも特長に挙げられ、ミツバチ、マルハナバチに対する影響日数は1日となっている。
 100ml、250ml、500mlの3タイプを揃え、同社の国内販売ルートを通じて市場投入された。
 同社では食の安全と信頼性、生活の質の向上、環境の安全に対応した高品質の製品とサービスを顧客に提供、貢献することを通じて社会的責任を果たすことを経営理念に掲げている。
 今回の「アニキ乳剤」もその集大成のひとつで、同社では、今後も「この経営理念に沿い、新製品開発に取り組んでいく」という。
 〈問い合わせ先〉三井化学アグロ 営業企画部(担当:津田) 電話(03)3573-9632

適用害虫の範囲と使用方法

(2010.05.31)