プロの間でも栽培方法が異なり、育て方の正解が1つだけではないパンジー、ビオラ。タネまきの最適期は9月中〜下旬で、一斉に発芽し、病気がほとんど発生しない。株を充実させるため、秋に咲く花は摘む必要がある。
発芽したばかりの幼苗は、ナメクジの食害を受けやすいため、見つけしだい捕殺する。また、定植後は株の老化を防ぐため、施肥、中耕、マルチング、花がら摘みを小まめに行っていこう。
球根草花では、球根ベゴニア「フォーチュン」と雨も雪も寒さも越えて咲き誇るアネモネ「ポルト」を新提案している。
「ポルト」の特徴は、「太い茎に10cmを超える大輪性と花がたくさん咲く」「雨にも強く寒のうちから5月まで長く楽しめる」「ブルー、パール、スカーレット、オーキッドの4品種とも同じような時期に同じような高さでそろって咲く」など。
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上:「園芸通信」7月号
下:アネモネ「ポルトパール」