基軸の農薬ゼミは、主婦層を中心とした一般消費者を対象に、植物防疫・農薬のはたらきと役割(必要性)、人体や環境への影響および安全性の確保など、農薬について正しく理解してもらうことが目的。
いっぽうで、ゼミ開催の結果を、メディアによる自主的な報道や工業会による広報活動により、幅広いステークホルダーに公開することで、農薬や工業会活動への認知を求めている。
これまでに、本部・支部開催延べ30回余を数え、約5000名の消費者が参加した。ゼミ後のアンケート結果では、農薬の必要性、安全性、抵抗感のいずれの分野も大きく改善され、的確な情報提供の必要性と有効性を裏付ける結果となっている。農薬ゼミの開催履歴は、右図表の通り。
平成22年度の開催は、5月の熊本市(九州支部)での開催を終え、今後、秋田市(東北支部・10月)、長野市(関東支部・11月)などが予定されている。
(写真上)農薬ゼミのキャラクター