金額ベースの特徴として、水稲殺菌剤(前年同期比102.0%)、同除草剤(同102.2%)と、水稲において平年並みに落ち着いてきたと業界では見ている。
カメムシ類の発生が懸念されており、果樹、野菜・畑作の殺虫殺菌剤の伸長が顕著だ。
使用分野別に見ると、数量では水稲(91.6%)・果樹(90.0%)・野菜畑作(93.9%)・その他はかなり、分類ナシはやや減少した。
金額では果樹(92.0%)・その他(93.5%)はかなり減少したが、水稲(99.5%)・野菜畑作(98.3%)・分類ナシ(101.1%)はほぼ前年並みだった。
種類別で見ると、数量では殺虫剤(91.4%)・殺菌剤(92.5)・除草剤(90.6%)はかなり、混合剤はやや減少した。
金額では殺虫剤(96.1%)・除草剤(96.7%)はやや減少したが殺菌剤(98.3%)・混合剤(99.5%)はほぼ前年並みだった。
植調剤は、数量・金額とも、前年並み。