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【農薬工業会】
金額で水稲用除草剤が伸長  農薬工業会

数量全体では前年度比92.4%

 5月末農薬出荷累計では数量14万3600t(前年度比1万1900t減、92.4%)、金額2575億円(同78億5000万円減、97.0%)と数量でかなり、金額ではやや減少した。
 この中で、一発処理剤を中心とした水稲用除草剤の585億円(同14億円増、102.4%)の伸長が特筆できる。

 使用分野別で見ると、数量では水稲(92.2%)・果樹(90.7%)・その他(85.7%)はかなり、野菜畑作・分類ナシはやや減少した。金額では果樹(92.0%)・その他(93.2%)はかなり減少したが、水稲・野菜畑作・分類ナシはほぼ前年並みであった。
 種類別で見ると、数量では殺虫剤(91.7%)・殺菌剤(92.5%)・除草剤(91.1%)はかなり、混合剤はやや減少した。金額では殺虫剤(95.7%)・除草剤(96.9%)はやや減少したが、殺菌剤・混合剤はほぼ前年並みだった。

(2010.08.17)