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【エス・ディー・エス バイオテック】
第2四半期売上高は46億7000万円  エス・ディー・エス バイオテック

海外では除草剤原体が引き続き好調

 エス・ディー・エス バイオテックの「平成22年12月期第2四半期業績」は、主力の殺菌剤および水稲除草剤の拡販を行い、新規製剤の開発に注力したが、前年同期を下回る結果に。海外では、除草剤原体が引き続き好調。

 売上高46億7000万円(前年同期比10億1100万円減、17.8%減)、営業利益3億6400万円(同2億1900万円減、37.6%減)、経常利益3億1000万円(同2億3400万円減、43.0%減)、四半期純利益2億200万円(同1億1900万円減、37.1%減)の業績。
 殺菌剤の売上高は19億2300万円(同2億1800万円減、10.2%減)となったが、これは主力製品ダコニール1000の出荷減少による。海外は、フィリピン向けが好調だったが、主要取引先である外資メーカー出荷が伸び悩んだ。
 また、水稲除草剤の売上高も15億200万円(同4億1600万円減、21.7%減)にとどまった。前年は、ベンゾビシクロン新製剤の上市予定に添って、上半期に原体が多く出荷されたため、前年度比較で減販となった。
 海外では、ベンゾビシクロン原体の出荷が引き続き好調だった。
 殺菌剤、水稲除草剤が主力のエス・ディー・エス バイオテック。約75%の売上高構成比を占める。通期の売上高見通しは117億9000万円。

(2010.08.18)