佐竹利子代表(写真右)は、父佐竹利彦氏(二代目社長)の長女として生まれ、昭和34年の入社以来、夫である佐竹覚氏(三代目社長・代表)と共に早くから経営に参画。夫婦二人三脚でサタケを、穀類調製加工機械の世界トップメーカーに育て上げた。
このたびの藍綬褒章受章は、業界・事業・地域社会の発展に尽くした功績が認められたものだ。なお、これまで藍綬褒章は、昭和19年に佐竹利市氏(初代社長:利子代表の祖父)が農機具業界最初の受章を、昭和25年に佐竹利彦氏が全産業界で戦後最初に受章しており、三代にわたりその栄誉に与ることになった。
今回の受章に当たり、佐竹利子代表は次のようなコメントを寄せた。
「この度の藍綬褒章受章、誠に有り難く、身に余る光栄と大変嬉しく存じております。お米をはじめとした穀物の調製加工技術の向上を通して業界の発展に寄与したことなどが、高くご評価頂いたものと存じております。サタケは創業115年目を迎えておりますが、この受章は、私個人が頂戴したというよりも、むしろ歴代の経営者、そして社員と共に頂いたものと考えております。今後とも、微力ながら穀物の調製加工技術の向上を通して、日本はもとより世界の食文化ならびに地域社会の発展に努力して参りたいと存じております。」