「作りたかったのは自分が見てきた景色、ありのままの季節感」だという杉井さん。「動けない植物はどこに生えているかが生き様のすべて」といういがりさん。どちらにも拍手を贈りたい。
また、「自然のひとつひとつは偶然でも、何万回も重なると摂理になる」とういういがりさん。杉井さんは、「自然にあるのが一番だけど、手元に引き寄せたいのが園芸」と結んでいる。
サカタのタネは、「園芸通信」12月号を平成22年の総括として、上手にまとめたとの印象が強い。「癒し」は、自分が「自然」にならなければ。
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(写真・上)
園芸家・杉井明美さん(右)と植物写真家・いがりまさしさん