目覚ましい経済成長とともに農業の近代化が進み、農薬市場も拡大しているベトナム。タイに次ぐ米輸出国であることから、とりわけ水稲農薬の需要増加が見込まれている。
しかし、ベトナムでは、製品毎に起用している商社や農薬販売会社が異なり、市場への製品のブランドイメージ浸透の妨げとなっていた。
同社では、この現況に対応するため、これまで農薬の登録・保有のための現地拠点として機能してきた住友化学ベトナム社に、農薬を直接販売する組織を設置することにした。
今後は、トータルソリューション(総合的な解決)の提供を可能とする製品ラインアップを生かした効率的な開発・販売と、きめ細かな技術サービスの提供を目指していく。