35回目を迎えた総合卸見本市。企画展示では、種苗研究、花き園芸、養液栽培、環境緑化、農業資材の各グループが、時代のニーズにマッチした新品種、新商材などを余すことなく披露した。関係メーカーは、172社(305コマ)が出展。
また、「聞いて役立つ講習会」では、「野菜の摂取拡大に向けて」(NPO法人青果物健康推進協会・近藤卓志専務)、「変動する世界の肥料情勢、こんな時こそベストマッチで安定生産」(住友化学アグロ事業部・鈴木智子さん)らが講演した。
「野菜の摂取拡大」で近藤専務は、青果物摂取啓発活動「ベジフルセブン」(健康を維持するために必要な野菜と果物の摂取基準)を紹介し、「野菜の摂取拡大に品種の特徴を生かしたレシピなどが役立っている。今後は、品種のPRを意識した流通整備が必要」と結んでいる。
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上:新品種、新商材が並んだ企画展示
中:“聞いて役立つ”講習会のもよう
下:大塚アグリテクノのブース