解説するのは『野菜づくり 畑の教科書』(家の光協会)の監修や多数の著作もある、千葉県農林総合研究センター育種研究所の川城英夫所長。
「トマト、ピーマン、キュウリなど、夏の果菜は野菜育ての醍醐味たっぷり。お気に入り品種をタネから育て、育苗の過程も楽しみながら収穫をめざしてみては」と提案し、タネから育苗する方法を詳しく紹介した。
川城さんは「自ら育苗すれば、園芸店にはない品種やお気に入り品種・新品種の苗を確実に入手できる、安価で多くの苗が得られる、さらに少し多めに育てれば朋友にも贈呈でき、収穫の喜びが広がる」と、育苗の楽しさとメリットを紹介している。
育苗のポイントは必要な資材、タネまき時期、だという。夏に向かって作りたい野菜の育苗にチャレンジしようと呼びかけている。