今回で第8回目となる研究成果報告会には14人の教授・准教授など各大学研究者が出席し、研究者を代表して川崎健広島大学先端物質科学研究科助教と、稲木雅人広島市立大学大学院情報科学研究科助教の2人が研究成果を発表した。
同財団が平成22年度に研究助成金を支給した広島県内の大学は、広島大学・県立広島大学・広島市立大学・広島工業大学・広島国際学院大学・福山大学・近畿大学工学部の7大学で、研究を行ったのは14人。
同財団は1984年3月に設立され、本年で27周年を迎える。これまでに累計で307人の大学研究者と66人の海外留学生に対して、総額約2億2000万円の研究助成(奨学金の支給含む)を実施してきた。
同財団は、今後も財団の目的である技術開発の振興、人材育成の支援、ならびに植物学研究などの奨励を積極的に行っていく考えだ。