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【農研機構】
22年度分の安全鑑定適合は13機種・160型式  農研機構

 農研機構の生研センターは、安全な農業機械の普及に向けて行っている「農業機械安全鑑定」の平成22年度の結果を6月7日に発表した。

 22年度分の安全鑑定適合型式数は13機種・160型式。19機種202型式だった21年度結果から減った。
 安全鑑定適合型式数がもっとも多かった機種は乗車用の農用トラクターで、機関出力74kW(100PS)以上の型式が全体に占める割合は30%程度となり、10%程度だった昨年度より伸びた。
 また、省エネ志向の高まりで昨年度から販売されている省エネ機能を持つ機種には、ユーザーが視覚的に燃費変動を認識しやすい工夫などを設けたものもあった。
 歩行用の農用トラクターでは、女性、高齢者、ホビー農業者など一般ユーザーを考慮して安全性のさらなる向上が図られてきている。


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