売上高、営業利益、経常利益ともに大幅な増収増益となったのは、中国を中心に小型産業用ディーゼルエンジン、ヨーロッパや国内市場で小型建設機械、北米で小型トラクター、など量産品の小型産業用機械が好調だったため。
農業機械については、農水省の機械リース支援の終了による大型機械の受注減少や、TPPなどの不安要素で農業機械への投資が見送られたため国内の売上高は減少した。一方、北米の景気回復をうけて海外市場全体では増収となった。
同社は来年度の業績について、売上高は49億円増の5040億円、営業利益は6億円増の199億円、経常利益は5億円増の178億円、純利益は30億円増の97億円と、引き続き売り上げは伸びると見通している。