展示会は福岡九州クボタが例年この時期に開催している日本最大級の農業機械・器具展示会。今年は「がんばろう、日本農業」をテーマとし、期間中は福岡、佐賀、長崎の北九州エリアから、生産農家やJA関係者など約1万3000人が来場した。
商談会では先般発表した「トラクタ ゼロキングウェル」、「田植機ウエルスターラクエル シリーズ」など平成23年夏期新製品をどこよりも早く展示紹介した。
会場には、新機種試乗コーナーをはじめ、サタケ、丸山などの協賛メーカーブース、低コスト稲作を実現する鉄コーティング種子の直播技術に関する講演・説明コーナーや、農薬・肥料の販売コーナー、農産物の直売所なども設けられ、各コーナーとも終日多くの来場者で賑わった。
サタケは、穀物乾燥機、籾摺機、LED照明などの展示、小型製粉機、農家用小型光選別機「ピカ選」の実演を行い、多くの来場者に注目された。特に発売以来好評の「ピカ選」は、今夏も猛暑が予想される中、被害米粒の選別除去に威力を発揮するものと、来場者の評価は高かった。
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注目の製品商品サタケの選別機「ピカ選」が好評