運動方針は▽農薬使用者の「基準」順守を推進▽一般消費者を対象に農薬の安全性を普及▽農薬物流における危機管理の徹底――の三本柱。
主な事業では、指導農薬と定められたメソミル剤、パラコート剤(混合剤)について安全協の支部が小売商などを対象に講習会を実施し、受講者拡大を図る。また各道府県で定期的な指導農薬講習会を受講した販売店の名簿を作って安全対策の一層の徹底を図る。
さらに▽農薬の使用状況など生産履歴記帳運動の推進▽一般消費者を対象に農産物・農薬などに関する意識アンケート調査の継続▽消費者を交えた農薬シンポジウムの開催などを実施する。
指導農薬とは適正使用の徹底が特に必要とされている農薬。