損益面では営業利益が16億2800万円で同9500万円(6.2%)増、経常利益は21億6600万円で同5400万円(2.5%)増となった。
しかし、四半期純利益は、震災の影響による特別損失1億3900万円を計上したことなどから、14億7600万円で同1億円(6.3%)の減となった。
国内部門では、農耕地分野で水稲用除草剤が減少したが、水稲用箱処理剤が大きく伸長し、前年同期を上回った。また、園芸剤も殺虫剤、殺菌剤が好調に推移し、前年を上回った。
国外部門では、円高傾向の中で棉用除草剤「ステイプル」や直播水稲用除草剤「ノミニー」の販売数量を大きく伸ばした。