売上高が落ち込んだのは、売上の半分以上を占める殺虫剤が、同3億4100万円・10.8%減の28億2600万円と伸び悩んだため。昨年12月の値上げや7、8月の水稲病害虫の発生が例年より少なかったことなどが影響した。ジャンボタニシ専用防除剤の「スクミノン」は好調だったが、「テロン」「プリンスベイト」「ソイリーン」などの販売が落ち込んだ。
そのほかの用途別売上では、「サラブレッドフロアブル」が好調だった除草剤が同5900万円・16%増の4億3200万円、園芸用や非農耕地用が増えた殺菌剤が同8700万円・15.4%増の6億5300万円だったが、殺虫殺菌剤は同4500万円・10.83%減の3憶7700万円だった。