この展示実演会は、JA全農東京都本部、JA全農神奈川県本部、地元千葉県内の各JAや生産農家をはじめ、広く関東エリアの農業者・造園・緑地管理業者を対象にしたもので、2日間で500人以上が来場した。
39機種160型式、250台の展示機器実演をはじめ、小型エンジン組み立てラインなどの工場見学、機器の安全講習、メンテナンスや目立てなどの解説、チェーンソーによる丸太切りコンテスト(与作コンテスト)、高木防除に威力を発揮する大型の「グリーンスパウター」の実演などが行われた。
工場見学では、排ガス2次規制をクリアし、従来機の5分の1まで排ガスを抑制したエンジンや、ISO9001・14001を取得した品質管理、生産環境の説明があった。
「グリーンスパウター」は、もともと松など高木の防除に使われる大型防除機だが、東日本大震災では、被災地の各処で、20メートル以上の高さにまで積み上げられた瓦礫の山の消毒作業に、威力を発揮しているという。
同社では、今後さらに需要拡大が期待される、造園緑地管理機器の展示実演などのグリーンプリジェクトは、毎年継続して開催していく考えだ。
(写真)
上:チェーンソーでの丸太切りコンテスト
下:「グリーンスパウター」の実演