同システムの開発は「高品質スープの生産を実現した」と評価された。特殊処理でスープやつゆ類を無菌化し、また最高基準のクリーン環境で無菌化した包材に充填するという無菌製法・無菌環境・無菌包剤を組み合わせた新技術により実用化を実現した。
この技術で、製品の品質を低下させる過剰な加熱工程や、保存料などの食品添加物を必要とせず、常温で長期保管できる高品質小袋つゆ類の製造を実現した。
同社は「つくりたてのおいしさ」にこだわって開発に約10年を費やしたという。
ものづくり日本大賞は、ものづくりに携わっている各世代の人材のうち特に優秀と認められる人材を表彰するもの。経産、国交、厚労、文科の4省連携で平成17年から2年ごとに開催している。