ジェニングス氏は弁護士としてダウ・ケミカル(米国)に入社、さまざまな企業訴訟を担当してきた。アジア地域としては過去に香港で6年間赴任した経験を持つ。
この日のパーティーには、米国の本社からジム・フィッタリング副社長、パット・ドーソン・アジア太平洋地区社長、ディエゴ・ドノーソ・ダウ・ケミカル日本前社長らも出席し、ともにジェニングス氏の就任を祝った。
ジェニングス氏は「化学がもたらす解決策は普遍的。化学は自動車、スマートフォン、リチウムイオン電池など、世の中をより過ごしやすくするための基礎をつくるものだ。ダウの事業にとってますます重要度を増しているアジア地域、特に日本で働くのが楽しみ」とあいさつ。
前社長のドノーソ氏はジェニングス氏への激励とともに、日本での思い出として、「東日本大震災被災地での助け合い活動や日本人の忍耐強さなどに感銘受けた」と話した。
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壇上で話すピーター・ジェニングス新社長(左)と、(左から)フィッタリング氏、ドノーソ氏、ドーソン氏