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【ユニバーサル・ウィズダム】
インド産バナナ日本上陸 地下むろで熟成加工

 ユニバーサル・ウィズダム(株)(東京・白金台)はインド産バナナの販売を首都圏のイトーヨーカドー主要店で10月20日から開始した。

 インドのバナナ生産量はフィリピンを上回り世界一だ。食味が良い、糖度が高いなどの優れた特徴がある一方、外皮に傷が多いなど外観品質が劣るという問題があった。
 そこでフィリピンなどへ研修に赴いたり、熟練の生産者を雇ったりして意識改革にも努め、栽培管理のレベルアップを実現させた。
 日本向けはグジャラート州で育成した“プレミアムバナナ”で名称は“マハラジャ”。日本では初めてのインド産ということもあり「バナナの王様になるように」という願いも込めた。
 販売のすべり出しは鮮度の良さもあって好調というが、マハラジャには地下むろ(川崎市)での熟成加工という特徴もある。
 地下むろは全国でもほんのわずかだが、そこでゆっくりと丁寧にバナナを仕上げているとのことだ。

ユニバーサル・ウイズダム 2012年10月1日創立、東京都港区白金台3-14-3

(2012.10.22)