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【コープケミカル】
肥料は微増も全体では減収減益 コープケミカル第2四半期決算

 コープケミカルは11月9日、平成25年3月期第2四半期決算を発表した。前年同期に比べて肥料の売上高は微増だったが、化成品が減収となり、全体では減収減益だった。

 当期までの累計売上高は101億円で、前年同期に比べて2億7000万円(3%)減。営業損失は1億1000万円、経常損失は1億7000万円、当期純利益は1億3000万円だった。
 主力の肥料事業では、土壌改良資材「みつパワー」を新たに販売したほか、「エコ化成」、「基肥一発肥料」、「コープペースト」、「畑のカルシウム」などの拡販が奏功し、売上高は前年同期に比べて3%増の76億円、営業利益は同23%減の3億8000万円となった。
 化成品事業はユーロ経済圏の信用不安や中国経済の落ち込みの影響を受けて工業用リン酸、硫酸が減販、また円高により飼料用リン酸カルシウムが減収となるなど厳しい経済環境が続き、売上高は同16%減の17億円、営業利益は同53%減の9000万円となった。
 今回の発表を受けての通期業績予想の修正はない。


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