コラム

共存同栄

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【松下雅雄 共存同栄ネットワーク代表(JAはだの前代表理事組合長)】
第1回 全国の農協OBのみなさん、結集しよう!

 協同組合の役員として、また、職員として永年勤務した方々が、職場で定められた定年や任期により勤務先を後にすることは、なんの変哲もない、ごくごく普通のことであります。毎年毎年の繰り返しの風景でしょう。

松下雅雄 共存同栄ネットワーク代表(JAはだの前代表理事組合長) 協同組合の役員として、また、職員として永年勤務した方々が、職場で定められた定年や任期により勤務先を後にすることは、なんの変哲もない、ごくごく普通のことであります。毎年毎年の繰り返しの風景でしょう。
 4〜50年、協同組合運動に半生を捧げ、協同組合の原点や本質を知ることに努力し、「協同組合社会をつくる」という大きな夢を抱き、組合員とともに力をあわせ、今日より明日の生活を協同活動によって少しでも向上させたいと切望し、私も東奔西走し続けてきました。そうした「限りない協同組合運動のたすきを夢半ばで次のランナーに託した」という思いを持つ仲間は多いはずです。
 協同組合運動の不要論や、すべてが競争の時代だとする社会風潮の中だからこそ、全国の農業協同組合員が力をあわせる仕組みの再構築のためにJA役職員が一丸となって取り組むことが、今、求められています。
 そこでその応援団として、協同組合運動に情熱を燃やし続けた同志が、農協OBのネットワークをつくろうということになり、名称を「共存同栄ネットワーク」として今年4月に発足させました。
 現在の会員は50名程度ですが、500名ぐらいまで広げていきたいと頑張っております。
 ネットワーク発足の際には、ともに勉強しあうことの必要から、二宮尊徳についての研修会も開催し、協同組合の原点を学びあう集会を開催しました。
 近くは北海道農業を学ぶ研修会をしようと、準備を進めています。会員同士の交流を図り、農協運動の先輩としての品格を持ち続けるため、努力を惜しまず研鑽を積む「共存同栄ネットワーク」にしたいと思っています。
 全国の、協同組合運動に情熱を燃やした同志の参加を待っています。

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4月の設立総会の様子) 

共存同栄ネットワークについては問い合わせTEL03-3639-1121まで。

(2010.09.10)