12日午後2時、JR帯広駅に集合した参加者6人はJA帯広かわにしの高田啓二営農振興部長の案内でJAの豆類小袋詰め工場を見学。一粒づつ手作業で丁寧に選別し包装する様に、感動した面々。夜は国内唯一の「モール温泉」に浸かり、鹿児島の八幡正則さんご持参の焼酎新酒で盛り上がった。
13日は、かの有名なJAの「長いも洗浄選別施設」を見学。施設も、考え方も、従業員もすべて立派。一堂感激。
午後は高田部長の記憶を頼りに、報徳二宮神社を探し当てて参拝する。道すがら明治30年に入植した二宮尊親(尊徳の孫)の住居跡を発見。さらに町役場の前には尊徳の等身大銅像が! 皆で銅像を眺めていると、不審に思ったのか市議会議員と市の職員が出てきた。我々が農協OBだと話すと、来訪を歓迎してくれた。役場隣接の図書館には尊徳書籍コーナーがあり、ここにも尊徳銅像(以徳報徳)があった。
ああ、北の大地に「輝く報徳の郷土」あり! 全員大感激の訪問だった。
夕暮れ時、池田ワイン城で十勝の広大な畑作地を目にして青森県の秋田義信さんが一言。「ヨーロッパやアメリカ視察は必要ないな」。
最終日は特急列車で札幌へ。お招きいただいたJA帯広かわにしの有塚利宣組合長とご案内いただいた職員の皆様に深謝しつつ、各自帰路へ着いた。