梅雨明けした途端に猛暑が続いています。九州生まれの私にとって、日中の気温が35度を超える猛暑日はそれほど驚きませんが、夜間も25度より下がらない熱帯夜が続くと、本当に参ってしまいます。
窓を開けても吹き込んでくるのは熱風だけというのでは、ぐっすり眠ることもままなりません。近所の地主さんに借りた家庭菜園への足も遠のいてしまい、せっかく実ったトマトも収穫できないままです。
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この暑さは温暖化の影響とも言われています。感覚的にも単なる気候の変動の範囲を超えているような気がします。日本列島が熱帯化していくと動植物の生息にも影響が出ることは必至です。先日、長崎県でワニらしき生物が目撃されたとニュースになっていました。飼育されていたものが逃げたか、飼い主が故意に逃がしたものと思いますが、いつか熱帯の生物が日本でも自然繁殖する日が来ないとも限りません。
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もし、日本列島の平均気温が２【?】３度上昇したら、今の産地の地図がガラッと塗り変わってしまうことでしょう。例えば、りんごは山の上でなければ栽培できなくなるかもしれませんね。栽培品種を変えなければならない地域もあるかもしれません。北海道がコシヒカリを栽培するのに一番適した気候になることだって考えられるのですから。
人間万事塞翁が馬。良いことも悪いことも受け入れて生きていくしかありません。受け入れたうえで知恵を絞る。先人達にできたのだから我々にもできると信じています。
