地域ぐるみで農地や水路などの資源と環境を守り、化学肥料と化学合成農薬の使用を減らす取り組みが広がっている。これらを通じて地域のきずなを育んでいる創意工夫を紹介する「農地・水・環境保全向上対策全国シンポジウム」を3月29日13時半から東京・永田町の星陵会館で開く。主催は農水省、全国水土里ネット、JA全中。
テーマは「農地・水・環境が結ぶ地域のきずな〜資源の保全管理を通じた地域振興のあり方〜」。
京都大学名誉教授の三野徹氏の基調講演に次いで▽三重県多気町勢和▽栃木県宇都宮市河内▽北海道浦河町姉富東の各組織代表による事例紹介のあと、講師と報告者のパネルディスカッションがある。