JA全中と全国農協青年組織協議会は、農業体験の効果を議論する「子どもたちの農業体験学習推進シンポジウム」を3月19日13時から東京・大手町のJAビルで開く。
JAグループは農業体験を通じて食の大切さと、それを支える農の役割などに対する理解を広げる食農教育に取り組んでいるが、体験学習をさらに進めるために一般市民や教育関係者、農家、JA関係者らが参加して各地の事例などを話し合う。400人規模を予定。
上智大学総合人間科学部教授・奈須正裕氏の基調報告「教育の観点から提言する農業体験の効果」に次いで、農業ジャーナリスト・榊田みどり氏の研究報告
「農業体験学習全国定着化推進ワーキングの研究報告」がある。
15時からは「子どもたちの農業体験を進めるために何をするべきか」をテーマにパネルディスカッションを行う。
パネリストは▽JA山形おきたま青年部副委員長・高橋勝氏▽JA菊地青壮年部前委員長・田崇氏▽徳島県阿波市立市場小学校教諭・藤本勇二氏▽上智大学教授・奈須正裕氏。コーディネーターは榊田みどり氏。
問い合わせはJA全中地域生活部食農・暮らしの対策室TEL03(3245)7545。