(株)流通システム研究センターは5月29日に中国産野菜の輸入問題について、中国から流通関係者を招いてセミナーを開く。 テーマは「中国産農産物の検査・検疫システムの現状と今後の販売戦略」。 1月の冷凍ギョーザ問題以降中国産野菜の輸入は激減し、3月の月間輸入量は前年比55%まで落ち込んだ。そこで中国での野菜流通の監督者を招き、輸出の検疫・検査システムの現状や今後の販売方法の変化の見通しなどを中心に講演会を開く。 それぞれの講演テーマと講師は次のとおり。 ▽「中国産農産物輸入量の急減と国内価格等への影響」藤島廣二氏(東農大教授) ▽「中国における輸出農産物の検査・検疫態勢の現状と輸出の動向」馬増俊氏(全国城市農貿中心連合会会長) ▽「中国産農産物の中国国内販売の現状と今後の可能性」何耀氏(江蘇省安市青江農副参品卸売市場董事長) その他中国から4人の流通関係者が参加し、質疑応答を受ける。 場所:総評会館(東京都千代田区) 時間:10時半〜16時半 参加費:2万6250円/1人 定員:100名(定員になり次第締め切り) 問い合わせや参加申し込みはホームページ(http://www.rskc.co.jp)かTEL(03-5805-1061)で。