組織や集団で遺伝子組換え農作物などバイオテクノロジーの勉強をする時に講座と実験の「出前」で主催者団体を支援する事業を(社)農林水産先端技術産業振興センターが7月1日から実施する。農水省の委託事業で、講師や実験指導者の派遣費、実験機材持ち込み費などは無料となる。同センターでは「お気軽に申し込んでください」といっている。
昨年度から実施し、今年度は12月19日までだが、出前の「注文」が多ければ応募目的や対象、地域などをもとに選定する。申し込み締め切りは6月13日。中高校、科学館、消費者団体などと連携して進める。
出前実験では▽DNA抽出▽組換え食品の判別▽DNAストラップの作成ーなどが行われる。また出前講座では▽バイオテクノロジーの基礎▽遺伝子組換え作物って何?」をテーマに派遣講師の講演がある。
問い合わせは同センター TEL03(3586)8644。