昨年の第三回展示会風景 |
サタケ九州支店(福岡市博多区:久保田勝憲支店長)は、来る6月10日〜11日の2日間、久留米地域地場産業振興センターにおいて、「お米の新たな食文化づくり」をテーマに『第四回お米の未来展』を開催する。
この展示会は、サタケ九州支店が独自に企画するもので、今年で4回目の開催となる。サタケ九州支店は、基本理念として「九州農業への貢献による日本農業の活性化と食文化の創造」を掲げ、今年の展示会では「お米の新たな食文化づくり」をテーマに各種機械を展示・実演する。
なかでも注目されるのは、会場で米を製粉し、その加工された米粉を原料にして、パンや麺を調製・製造するというものだ。
展示・実演機種としては、異物や着色物などを、光センサで識別除去する「フルカラーベルトソーター」、「マジックソーター」、最新機種の「海苔選別機」などの光選別機種、比重や形状の違いで選別する「レッグアスピレーター」、「異形プラスチックペレット選別機」などの選別機、「ミルマスター」、「美白米スター」、「小型製粉機」などの穀物調製加工機器、「穀粒判別機」、「食味鑑定団」などの検査・分析機器のほか、協賛メーカーが「X線異物検出装置」「小型真空包装機」を出展する。
米ワールド21普及協議会専務理事の高橋仙一郎氏による「こうすれば米粉が売れる!」、金本繁晴サタケ技術副本部長の「米粉製造方法とその利用方法について」の2つの講演会も併せて行われるが、共に話題の米粉活用であり、注目されている。