JA全農の営農総合対策部は、施設園芸農家が省エネルギーに取り組むことで経営改善できるようにと、9月1日に「施設園芸省エネルギー対策の手引き」を発刊し、各県本部を通じて配布した。この手引きは全80ページで、省エネルギー機器の導入効果や費用対効果、作物別の生育適正温度の比較などを、図表やグラフを使って分かりやすく解説している。
JA全農では省エネルギー対策の促進と支援のために、手引きの執筆者などによる省エネルギー対策の講演会を全国3ヶ所で開く。
それぞれ同じ内容で、JA全農の営農総合対策部や肥料農薬部からの発表のほか、坂木技術士事務所の坂木利隆所長やネポン(株)農用推進部の馬場勝マーケティング担当部長が、施設園芸での省エネルギー対策や暖房方式について講演する。会場では省エネ資材や機器などの展示コーナーも設置する。
○東京会場 9月25日(木)13時30分〜17時 TKP東京駅八重洲ビジネスセンター
○福岡会場 9月30日(火)13時30分〜17時 TKP博多シティセンター
○仙台会場 11月ごろ 会場未定
参加費は無料で、定員は各会場とも100人程度。
講演会や手引き書の問い合わせは、JA全農営農総合対策部(TEL03(3245)7101)まで。