(財)日本土壌協会は9月29日、農地土壌が持っている対地球温暖化機能についてシンポジウムを開く。
農地土壌は、二酸化炭素などの温暖化ガスを吸収する機能があるとして注目されているが、その機能と排出権市場での役割や価値について、国内外から専門家を招いて講演やパネルディスカッションを行う。
第1部「農地土壌の機能解明のフロンティア」では、日本土壌協会会長の松本聰東大名誉教授、農業環境技術研究所の白石康人主任研究員のほか、カナダ農務省研究員の3人が、農地土壌の機能や実態についての研究発表を行う。
第2部「農地土壌による温室効果ガス吸収機能の促進と持続的農業:政策と市場の役割」では、国際食料政策研究所や世界銀行など海外から3人の専門家が、排出権市場での農業の価値などについて講演する。
○日時:9月29日(月) 13時〜18時35分
○会場:東京大学武田ホール
○定員:340人
○参加費:無料(ただし、事前申し込みが必要)
問い合わせはTEL(03-3219-1646)まで。