東アジアの食品産業活性化戦略の一環として、農水省が平成19年度から２年間実施した「食品産業技術海外展開実証事業」の支援機関となった（社）農林水産先端技術産業振興センター、（社）食品需給研究センター、（財）にいがた産業創造機構は２月２日10寺から石垣記念ホール（東京都港区）で食品産業技術海外展開実証事業の成果の報告会と国際シンポジウムを開く。
　この事業は、わが国で開発された食品の製造・加工・流通に関する新技術を東アジア各国に展開する際の課題に対して、▽解決方法の検討、技術的改良、改良技術の海外での実証活動を支援し、▽わが国の食料産業等の経営体質、国際競争力の強化をはかり、▽相手国の食生活、消費レベルの向上や農林水産業の発展に役立つことをめざし、東アジア各国で相手国機関と共同して実証事業を進めたもの。
　２年間の事業成果の報告会と、東アジアにおける食品産業の現状・課題と日本の技術貢献の可能性についての国際シンポジウムを開く。
　報告会、シンポジウムの参加費は無料。定員は150人。問い合わせは（社）農林水産先端技術産業振興センター研究開発部へ
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