森林の公益機能を高めるためには多様な森林の育成が必要だが、その一つとして手入れ不足になっている針葉樹人工林を広葉樹林へと更新する技術が研究されている。(独)森林総合研究所は2月27日、「広葉樹林化への道−天然更新を考える−」シンポジウムを開き、その技術や成果などを発表する。
シンポジウムでは各県森林技術センターなどの研究員が、更新適地の判断、更の基準づくり、苗場山試験地での試験結果などについて発表するほか、「天然更新はどこまで期待できるのか」をテーマにフリーディスカッションを行う。
会場は砂防会館(東京都千代田区)で、13時〜16時。入場無料だが事前登録が必要。問い合わせはホームページ(http://ss.ffpri.affrc.go.jp/index-j.html)で。