JA-IT研究会は7月17日から18日、第25回公開研究会を開く。17日は「農地法改正を地域農業の維持と発展にどう活かすか」、18日は「農商工連携をどうすすめるか」がテーマ。
6月17日に改正農地法が可決された。JA-IT研究会では、今改正をJAが多様な地域農業のモデルにチャレンジする機会として考え、テーマとした。
17日の13時30分開始で、場所はJAビル36階の全中大会議室。参加費は会員が1万円で、非会員が1万5000円。参加の受付は7月10日まで。
問い合わせや申し込みはJA-IT研究会ホームページから。
各日の詳しいプログラムは下の通り。(敬称略)
【17日】13時30分から
▽担い手・農地対策の今後の進め方について(JA全中担い手・農地総合対策部 木村政男)
▽農業参入企業に対する農地制度の影響(高崎経済大学付属地域政策研究センター 大仲克俊)
▽大規模耕作放棄地農業でコマツナ32ha(埼玉県生産法人ナガホリ 永堀吉彦)
▽地元の卸が高齢者とともに遊休地・耕作放棄地を復活(長野県長印長野松本ホールディングス 塚田章夫)
【18日】9時から
▽農商工連携の経過と課題(千葉大学教授 斎藤修)
▽田子にんにくはいかにして地域ブランドになったか(田子町役場経済課 川村武司)
▽6次産業化に不可欠なヒューマンネットワーク(愛知県おとうふ工房いしかわ 石川伸)
このほか、17日の18時30分からは交流懇親会、18日の11時45分からは09年度総会を行う。