JAの人材育成、組織づくりのあり方を考え問題解決のビジョンづくりをめざす「JA人づくり研究会」は12月3日に総会を開き、あわせて第6回研究会を開く。
今回の研究テーマは「JAの総合事業を問う」。JAの総合事業について分割論が唱えられる一方、グループ内部でも事業部門ごとのタテ割りによる弊害が指摘されているが、現場の実践報告からJAの総合事業の意義と今後の展望について徹底討論する。
参加対象はJA、連合会、中央会の役職員など。定員100人。参加費は2万円だが、同団体での複数人参加は2人目から1万円。詳しくはJA人づくり研究会ホームページで。
【プログラム】
○3日(木)
11時〜 総会
13時〜 研究会
問題提起
▽「JAの総合力を発揮した農業経営支援への取組み」岩村洋(JA全中農業経営管理支援室上席専門職)
▽「総合ポイント制の展開とJAの果たすべき役割」伊藤茂(JA松本ハイランド代表理事組合長)
▽「JAの総合性を発揮するための職場づくりと人材育成」松尾照和(JA糸島代表理事組合長)
▽「大規模法人としてJA総合機能に期待すること」奥村一則(農事組合法人サカタニ農産代表理事)
○4日(金)
9時30分〜 総合討議
「JAの総合事業展開と人材育成をどう進めるか」
1.総合事業展開に必要なリーダーシップと組織機構の整備
2.協同組合が行う総合「ポイント制」に、何が必要か
3.組織改革・意識改革に求められる「人材育成」のポイント