JA越後中央を代表する秋果物が「越王(こしわ)おけさ柿」だそうだ。昭和45年に造成した140haの柿団地で244戸が栽培、生産量は2500t。産地スケール、栽培技術レベル、生産指導体制などどれをとっても新潟県を代表し全国に情報発信できる柿産地と自負する。品種は刀根早生(とねわせ)と平核無(ひらたねなし)、炭酸ガスで渋抜きする。出荷期間は10月上旬から11月20日頃までだそうだ。市場関係者の参加を得た生産者大会を開き、出荷に臨んだ。
「生産組織紹介」では農事組合法人サンファーム大戸が登場。水稲の任意組合だったが、経営所得安定対策を受け法人化した。43haで無農薬、無化学肥料、減・減など”売り尽くす米”生産に励む。大豆、ネギ、ハウスイチゴなどを栽培し、周年就労体制を固めた。
9月末の稲刈りでは、地元住民が参加して2地区で田んぼアート稲刈りが行われた。良寛和尚が子どもと遊ぶ風景を表現したりしたという。「管内トピックス」は転作大豆の連作障害防止に、15年振りに大麦を栽培したなど、2ページで8つの話題を紹介。JAの通信販売カタログ、もち予約募集のチラシなどが折り込みで入っている。