JA広報誌便り

JA広報誌便り

一覧に戻る

【「myはーと」 1月号 (三重県)】
土づくりで米の収量安定めざす JA三重四日市市

 巻頭の「ごあいさつ」で寺尾正代表理事組合長は、「食料自給率を50%にアップさ...

「myはーと」JA三重四日市市(三重県)・2009年1月号

 巻頭の「ごあいさつ」で寺尾正代表理事組合長は、「食料自給率を50%にアップさせる政府の前向きな対応など農業を見直す兆しが見えて来た今こそ“農業の出番だ”と強調している。
 「農作業メモ」では、大型農業機械の導入が進む一方で米価が低迷し、土づくりへの取り組みが疎かになり、わずかな気象変動でも収量・品質に大きな影響が出るようになったとして、21年産に向けた土づくり具体策を示している。
 県支店の女性部が、地元の野菜を使った漬け物講習会を開いた。ハクサイでキムチ、ダイコン、ハクサイで浅漬けなど、地産・地消を実践した。
 県立四日市農芸高校で「第60回農芸祭」が昨年11月中旬に開かれ、早朝から大勢の家族連れや若者が集まった。一番人気は実習製品などの販売コーナーで、開店前から長蛇の列ができたそうだ。
 11月下旬には、朝上小学校の6年生120人が5aの転作田に昨年7月にまいた大豆の収穫をした。JAの朝上支店と「田光資源と環境を守る会」、弧野町役場が協力して、児童に大豆の刈り取りや脱穀を指導。収穫した大豆は85kgになり、豆腐作りをするという。

(2009.01.27)