妻と2人でマスクメロンを作りながら趣味で油絵を描いている森町の山本宗宏さんが還暦を記念して初の個展を5月中旬森町文化会館で開いた。出品は年齢に合わせて60点。
広報誌5月号はその画業を見開きで紹介し、表紙にも山本さんを登場させた。
山本さんは小学生のころから図画が好きだったが、ジャズやゴルフに熱中したこともある。
しかし絵だけは我流でなく基本からと磐田市在住のプロの画家について平成3年から勉強。やがて地方展に入賞するようになった。
9年には先生が所属する一水会展に挑戦したが、5年間は落選続き。しかし14年に初入選してからは現在まで6回の入選を重ねた。
初の個展は「森町百景展」と名付け、ふるさとの風景を描いた作品を並べた。