北海道産米をめぐる動きを報じている。今年度から管内3町で「ゆめぴりか」の作付が本格的に始まるが、これを受けて栽培技術の向上を目指すJA北いぶき高級ブランド米生産協議会のゆめぴりか栽培講習会が3月上旬に開かれた。
上川農業試験場の主任研究員やホクレン支所の米穀課長を講師に「ゆめぴりかの特性と栽培上の注意」や「ゆめぴりかを含めた道産米の販売戦略」の説明を聞く組合員の表情は終始真剣だった。
また同月中旬にはJA北いぶきクリーン米生産協議会が通常総会を開き、杉原憲行会長は「これからも農家だけでなく業者や普及センターの協力で安全安心なおコメを作り続けよう。また道産米の見直しが行われているが、さらにクリーン米生産にまい進しよう」と訴えた。